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 パワーリフティングとは

スクワット、ベンチプレス、デッドリフト、この3種目で挙げることのできたトータルの重量を競う競技です。現在パラリンピックで採用されています。一方、オリンピック競技で行われるウェイトリフティングと混同されることがありますが、種目が異なります。

どちらの競技も人間の本質的な「力」を競う競技のためパワーリフティングとウェイトリフティングのトレーニング方法が全アスリートのトレーニングの基礎になります。そのため旧共産圏国やアメリカでは最大筋力・最大パワーを向上させるパワーリフティング・ウェイトリフティングのトレーニングの研究が盛んに行なわれています。

パワーリフティングは体重別にクラスを分けて戦います。女子は7階級、男子は8階級に分かれています。より高重量を扱うことのできるリフティングスーツを着用するフルギアの部門とリフティングスーツを着用しないノーギアの部門が存在します。

競技はスクワット→ベンチプレス→デッドリフトの順番に行なわれます。各種目3回ずつ挑戦することができます。各種目の成功した最も重い重量を合計した総重量で順位が決まります。同じ種目で3回のチャレンジ全てを失敗すると失格となります。

SQUAT スクワット

下半身・体幹の強さを競う種目です。下半身だけ強くても体幹が弱いと高重量はあがりません。膝の高さよりもヒップジョイント(通称:腰骨)が低くなるまでしゃがんで立ち上がります。しゃがみ深さが浅いと挙げても成功になりません。

BENCH PRESS ベンチプレス

上半身の押す強さを競う種目です。特に胸・肩・三頭筋の強さを必要とします。試合では胸にバーベルを着けたら一度静止をし審判の「プレス」という合図を聞いてから挙げます。胸の上でバウンドをさせたり、止めずに挙げると失敗となります。またお尻もベンチ台から離してはいけません。腕の短い選手のほうが有利な種目です。

DEADLIFT デッドリフト

背中・下半身・体幹の強さを競う種目です。床に置いてあるバーベルを引き上げる種目です。膝と腰を完全に伸ばし胸を張るまで引き上げます。引き上げた際に膝や腰が曲がっていたり胸が張れないと失敗です。握力の弱い選手は途中でバーベルを落とすこともあります。腕の長い選手のほうが有利なため、ベンチプレスとデッドリフトの両方の記録を保持している選手はほとんどいません。

 

BIG3のメリット

 

BIG3という名前は、この3種類のトレーニングだけでほぼ全身を鍛えられることができることから名づけられました。BIG3はコンパウンド(多関節)種目の為、複数の関節や筋肉を動員する必要があります。具体的にベンチプレスは上半身全体、スクワットは下半身全体、デッドリフトは身体の背面部全体を使うため、BIG3だけでも全身を効率よく鍛えることが可能です。

​+ マシンによるトレーニングで最高効率を狙う

BIG3だけでほぼ全身を鍛えられると言いましたが、完全ではありません。その弱点をカバーするためにマシンでのトレーニングを組み合わせる事をグランディールでは推奨しています。「強くなる」というテーマに関しては妥協のない器具選びをしました。そしてアップデートを常に行い、より良い環境を探求していきます!

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